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「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」

ポール・トーマス・アンダーソン監督
ダニエル・デイ・ルイス主演

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20世紀初頭の
ゴールドラッシュの頃
一攫千金を追い求める男,
ダニエルが子供を連れ
手練手管で油田を手に入れ、
一代で財を成して行く様を描いているのです。
油が出そうな土地をもっている貧しい家族を騙して
買取り、財を蓄えていく、その様の凄まじい事。
欲望が更なる欲望を生みだしていく姿。

それを演じるルイスの演技は賞賛ものです。
そして、ここからは、

ネタバレになるので…














ダニエルとは対立軸にいた牧師が
最後に物乞いをする哀れな姿は現代社会への挑発なんでしょうね。

更に、実の子供だと思っていたH・Wへ
お前は本当の子ではない、と告げるくだりは驚愕ものでしたが、
それは事実ではなく、ダニエルの負け惜しみと
私には思えたのですが、
本当はどうだったのでしょうか?

どちらにしても、いくら財を成しても
最後には孤独な一人の老人に過ぎないということを
イヤと言うほど描いているのですから、
それで、目的は果たしているでしょう、ね。
by asat_abc | 2008-09-27 16:27 | 映画_新作
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