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アウェイフロムハー 君を想う

渡辺謙が主演した「明日の記憶」では、自分の記憶を失なっていく姿を自分自身の目で語らせているが、この「君を想う」では夫の目を通して妻が記憶を失なっていく様を描いている。
過去には夫がもてるせいで、妻を悲しませることもあった夫婦だが、老境を迎えいまは仲睦まじく生活している。そんな夫婦にアルツハイマーはやってきた。
前半は妻が施設にはいらなければ身の危険に対処できなくなって来たこと丹念に説明し、中盤に施設に入って夫の存在を忘れてしまう処か、恋人を作ってしまう妻の姿を描いていく。それを夫は全て妻の芝居ではないかと疑ってみるのだが、現実は残酷だ。
そして最後へと続くお話は悲しすぎる。
夫は妻のことを想い重大な選択をするのだが妻の病状は進み赤ん坊がどうしても欲しいといって手に入れたものを次の日には見向きもしない、そんな風になってしまっていたのだ。
こんな重い映画、昔なら間違いなくパスしていたのだが、いつのまにやら自ら進んで観に行くようになってしまった。でも本物が一体なんなのかも判るようになってきたような気がする、と勝手に思えるようになった。
この作品の評価は
★★★★☆
by asat_abc | 2008-06-18 22:04 | 映画_新作
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