のぼう様には野村萬斎がぴったり、「のぼうの城」
本年度181本目
久々の野村萬斎主演映画、この人の独特な佇まいは観ていて人を魅了する。 豊臣秀吉の天下統一まであとは小田原の北条氏だけという時代。 忍(おし)城を守る成田長親と攻める石田三成との戦が始まる。 これは史実のようだ。 この戦いで三成の武将としての価値は失墜、 それが関ヶ原での敗退のにつながったのかも知れない。 一応三成役の上地雄輔に 俺には武勇の才がない、所領の半分を与えでもっても有能な武将を召しかかえる、と言わせている。 そして後に島左近をスカウトしている。 たが残念な事に成就はならなかった。 さて、守る忍城は、20ヶ所以上あった北条氏の支城で、唯一落ちなかった城だ。 それは一体何故か? 人間理屈だけで生きているのではない。 自分の信じるもののために生きているのだ。 その事を萬斎演じる長親が押し付ける事無く、さり気なく教えてくれるからよけい心にしみる。 ひょろろん、ひょろろん、ひょろろんよ。 感動の一本、今年のベスト邦画になりそうだ。 評価:Α
by asat_abc
| 2012-11-06 21:44
| 映画_新作
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