「ブライズメイズ」思いっきり笑えました!

「ハング・オーバー」と類似品であるかのような売り込み方、
比較する評論を良く目にしますが、
ハッキリ言えます、こっちの方が断然笑えて楽しめます!
そして含蓄とメッセージも盛り込まれています。
期待を裏切られる作品が多い中で、
ある意味拾い物の一本です、うけあいます。

ストーリーは見かけ単純です。
経営していたケーキ屋は失敗、彼氏にはセフレ以上には見てもらえず、
部屋は同居人から立ち退きを迫られるどん詰まり状態のアニー。
唯一の救いは親友のリリアンだけ。
そんな折り、リリアンから結婚を打ち明けられ、ブライズメイズのオナーを頼まれる。
当然引き受けてはみたものの、それが簡単じゃない。
仲間になる筈のブライズメイズの面々、キャラが立つお友達ばかりだ。
オナーになりたがるセレブな人妻のヘレンは、アニーの座を横取りしようと虎視眈々としているし、
予測不能な行動で周りに事件を引き起こしそうなのはメーガン、
新婚ほやほやで清楚でウブなんだけど、ふわふわしているベッカ、
男ばかり三人の子持ちで欲求不満気味でよからぬ事を狙ってるリタ。
このメンバーで一番厄介なのはヘレンだ。
金に物を言わせてオナーの座を狙ってくる。
最初の親族・親友・関係者達の顔合わせの場で早速事始め。
オナーの紹介でサラッと自己紹介したアニーの座を早速奪おうとマイクパフォーマンス、
これがアニーより一枚も二枚も様になっているから始末におえない。
得意満面になっていくヘレンと追い込まれていくアニーの表情には、笑わされてしまう。
花嫁とブライズメイズ達が花嫁衣装を見に行くシーンでの出来事。
事前に行ったアニー、オススメの料理屋、美味しかったけど不潔で見栄えが良くなかった。
ヘレンだけは料理に一切手を付けていなかった。
他の面々は突然吐き気と便意にみ舞われる。
トイレに駆け込むメーガン、ベッカ、リタ。
ベッカとリタは便器に向かって吐きまくるが、メーガンは便意の方、さてどうする。
アニーはヘレンに揶揄されながらもじっと耐えるが顔面蒼白、すごいメイクでそのやせ我慢の様子がびんびん伝わってくる。
ウェディングドレスを着たリリアンにも便意が襲ってくる。
この店のトイレはもううまっているからと、道路を隔てた店に向かうも、我慢しきれず道路の横断中に。。トホホ、のホ
その様子たるや、抱腹絶倒、笑いの神が降りてくる。
女性中心の映画なのでリアルになりすぎず、ちょうど良い案配で想像力を掻き立てるから妙に響いてくる。

ヘマしまくっているアニーも式直前の花嫁へのプレゼントで汚名挽回をはかり、成功したかにみえたその時、
ヘレンが花嫁に高価でリリアンが夢見てた取って置きのプレゼントを提供し、ぶち壊す。
その瞬間 アニーの何かが切れてしまった。
その切れ方がハンパなくこちらが痛くなってくるほど。
アニーの最後の心の拠り所のリリアンをヘレンに奪われてしまったと思ってしまったのだ。

アニーは自分の変なこだわり、意地、プライドで自分自身をどん詰まり状態に追い込んでいることにまだ気付いていないのだ。

それを気付かせてくれたのは、新しいボーイフレンド ローズの存在だ。
彼がアニーの変なこだわりに気づかせてくれ、
もう一度自分が望んでいるケーキ作りへと立ち向かわせてくれる。

人間一番好きな事をしている時が素直になれるのだろう。

兎に角笑えて、ちょっと切なくなって、明るく前向きになれる
オススメの映画です。
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by asat_abc | 2012-05-09 00:56 | 映画_新作
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