12年2月のベストセレクション② 「ドラゴンタトゥーの女」

2月に観た作品で NO1 の位置づけにあるこの作品、
スウェーデン映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」(2009)を
早速ハリウッドでリメークした作品です。
スウェーデン版も面白かったが、正直少しわかりずらかった。
リスベットという人物の性格や境遇を説明する傍ら、
2作目以降の展開を暗示するかのように、彼女の幼少時代や父親との関係を暗示。
そして、主題は経済界の大物ヘンリックから受けた依頼、
40年前に起こった、当時16歳の娘ハリエットの失踪事件を追うというものだ。
その謎解きについても事件の偏執性をディープに描き過ぎたためわかりづらかった。
これに対して、ハリウッド版は2作目以降に展開されるであろう、
父親との関係には一切触れず、主題の謎解きもかなり簡潔にまとめつつ、
物語自体が持つ凄みやリスベットの魅力を見事に引き出していた。
ミカエルのダニエル・クレイグも渋くファザコンのリスベットには
魅力的に見えるだろうことは明らかで共感を持って見ることが出来た。


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ルーニー・マーラ演じるリスベットの
孤独な性格、ファザコン性、不気味さ、そして可愛らしさが魅力的で、
ノオミ・ラパスのリズベットより楽しめた。
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原作はスティーグ・ラーソンの世界的な大ベストセラー、
スウェーデン版は三部作で構成されており、
当然第二作目以降も制作されるのだろう、期待の作品だ。
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by asat_abc | 2012-04-03 00:21 | 映画_新作
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