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「モテキ」と「指輪をはめたい」

PRの仕方がおちゃらけているので軽いノリで観に行ったら
二本とも実に真面目な映画でした。
もう少し気楽にお気楽な映画にすれば良かったのにと思うほど。
両作品とも主人公の周りには四人の女性が登場するのですが、
真木洋子が両方に出てきます。
彼女のキャラといえば
良く言えばドライでワイルド、
悪く言えばガサツで粗野というのが定番、声もハスキーで甘える役には適さないトーンだし。
彼女のように美人でプロポーションも見事だけど、カラッとした男前な女優さんは今の映画界には手薄な感じですよね。

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「モテキ」は森山未來がやたらモテ男になり、
それに困惑しながらも、にやけながら謳歌するというお気楽な映画だと思っていたら、
長澤まさみに一途、本命にした恋愛物語です。
まさみちゃんには彼氏がいるというのに、
森山くん、彼女の可愛らしさに惹きつけられ
近寄ってみれば趣味も合うし、感性も合うのですから、
ぞっこんになっちゃうの、わかりますよね。
まさみちゃんには年上の親友がいます、その役で麻生久美子が登場します。
久美子さん、未來くんが好きになってしまいます。
でも、森山くんとは趣味が合わない上に、感情表現も鬱陶しがられます。実物の彼女はどうなのかわかりませんが、個人的には麻生さんの方が好みなので肩を持ちたくなっちゃいましたが、
趣味が合わずその場の空気を共有出来ず、何を喋ったらよいか間が持たない関係というのは大変な事でしょうね。
仲里衣沙ちゃんは刺身のツマほどの扱いでの登場です。
魅惑的な夜の女性を演じていましたが、
喋ると色気に欠ける?ところが難点のような気がするのは私だけの感覚でしょうか。
真木洋子はただ単に会社の同僚役で、モテ期というには?なぐらいの設定ですが、
本当のモテ期とは本物の相手と恋愛出来る時期だというのがこの映画のメッセージのようです。


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一方の「指輪。。。」の方が少しチャラチャラ感がありますが取り繕うような能書きのせいで浮ついた気持ちは萎んでしまいます。
話は、記憶を失った山田孝之くんの元に指輪と彼女が三人。
小西真奈美さんは同僚で仕事させても恋人としても完璧な女性で、寝ている姿さえ優等生で、まるで隙がありません。
真木洋子くんは風俗に勤める豪快大雑把な女性です、
あっけらかんとしながもあでやかな姿態で女性の魅力を炸裂させています、
でも部屋の中は豚小屋並みで、ガサツさも見事です。
池脇千鶴ちゃんは、何をやってもドジだけど、可憐で一途で可愛い女性で、彼女にはこの役が似合います。
その上、千鶴ちゃんのファンなので、誰とも群れる事なく自分の標榜する道を進もうとするその姿は弱っちい千鶴ちゃんだけに守ってあげたくなったゃいました。
でもこの映画で山田孝之くんが求めていた女性は二階堂ふみちゃんでした。
彼女にはつまらない男だと振られてしまい、
それがトラウマとなってモテるための男磨きをしていたという設定でした。
彼はふみちゃんを見返したくってモテるに相応しい男性になる努力を積み重ねてきたのです。


見終わったテイストの明暗はっきり分かれ
ココア味とブラックコーヒー程の差がありました。

まぁどちらも特に大きなスクリーンで観る必要もない映画なので、DVDでお楽しみ下さい。
by asat_abc | 2012-01-07 14:29 | 映画_新作
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