おバカ系二本、「ステイフレンズ」と「モンスター上司」

女性は見かけは美人、
でも話せば少し下品で下ネタジョークにもついてきてくれて
愛嬌があって話しやすいタイプが魅力的です。
一昔前ならばこのタイプはキャメロン・ディアスの独擅場でしたが、
彼女も歳には勝てません。
そして映画ファンも常に新しいスターを求めるもの。
この座をリーザ・ウェザースプーンやキャサリン・ハイグルなども狙っているのでしょうが、
ミラ・クニスが「ステイフレンズ」で参戦してきました。
美人ですが、中東系が混ざっているのでしょうか
かなり濃い顔立ちです。
速射砲のように歯切れの良いやりとりを
下ネタいっぱい織り交ぜて繰り広げます。
猫の目のように揺れ動くミラの感情は
秋の空のように、晴れわたったり嵐になったり
見ている方としては少し疲れるかも知れませんが、
見終わった後、気分爽快になることはうけあいです。

但し、この作品は
男女の友情が愛情と一線画したものとして成立するかどうかという、
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男女間の古くていまだに引きずっているテーマを
セフレ関係を通して描いたもので、
ご都合主義映画の典型のような出来映えです。
映画を味わおうとしている方にはお勧め出来ません。
何も考えず気分を晴らしたいかた向けの作品です。

それと同系列なのが「モンスター上司」です。
こっちの方がもっとご都合主義ですが、
ケビン・スベイシー、ジェニファー・アニストン、コリン・ファレル
といった芸達者な役者さんが敵役の厭がられるモンスター上司をやってくれるので
どっしりと落ち着いていました。
やっぱり悪役は上手い役者じゃないと様になりません。
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ケビンは本当に部下をボロボロになるまで使いっきる、
どこの会社にもいそうな嫌みな上司役です。
ネチネチといたぶる嫌われ上司を熱演するばかりでなく、
この映画の真の主演をしっかり演じていました。
アニストンは部下をセクハラで痛めつけ
ストレスを発散させるタイプですが、
この役はもっと不細工で男に縁がなさそうな女優さんにやって欲しかったものです。
だって、普通の男性ならば彼女の誘惑にイチコロで
とてもセクハラ上司には思えません。
もう一人は親の会社を受け継ぐ馬鹿息子型の上司。
中小企業にまだいるんだろうなぁ〜と思うタイプです。
そんな三人の上司達を交換殺人で片付けようとするお話の顛末は
いつかの機会にしようと思います。


どちらの作品も毎日の疲れを癒し、楽しむには手頃な作品です。
「死ぬまでに観る○○本の映画」には間違っても選ばれないでしょうが、
選ばれた映画達の合間あいまに観たくなるような、
おバカでいとおしくなる映画です。
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by asat_abc | 2011-11-06 20:40 | 映画_新作
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