「冬の小鳥」 監督の小さな頃の想い出
ウニー・ルコント監督
キム・セロン、パク・ドヨン出演 1時間48分、2009年制作 韓国/フランス映画 配給 1975年ソウル郊外、9歳のジニは父親に孤児院に連れてこられる。 父がきっと連れ戻しに来てくれると信じ、必死に父の迎えを待つものの 少しづつ自分の置かれた立場を理解し始めて 現実を受け入れてゆくという辛いお話です。 それを、既にこの施設で育てられている子ども達の気持ちや境遇と対比させながら 描いています。 幼い彼女たちにとって、この施設での生活では満たされないもの、それは親からの愛情。 それを手に入れる為には 結局ここを抜け出すしかないということを本能的に悟って、 養女となる道を選び必死になっている姿は観ているこちらが辛くなっていきます、 とここまでは作品の芸術性の評価ですが、 作品自体はどうかといえば、9歳の少女の頑なな意地の張り方とか心細そうな気持ちを 汲み取れる精細な感性の人じゃないと私同様つまらなく感じるでしょう。 なお、この作品は監督の幼少の頃の思い出がベースになっているようです。
by asat_abc
| 2011-03-08 20:04
| 映画_新作
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