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「50歳の恋愛白書」渋いアラン・アーキン

米映画、ドラマ&恋愛。
シャーリー・ナイト監督、ロビンライト・ペン、アラン・アーキン、キアヌ・リーブス出演。

コミカルなものを予想していたのですが、シリアスなオトナの辛口作品で、
それだけに主人公のピッパ・リーが重荷から解放された時の
漫画チックな描写が強く心にのこりました。

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ピッパ・リーは30歳も年上の文芸家と結婚し、今はもう50歳。貞淑で模範的な奥様で、二人の子供にも恵まれ何不自由無い生活を送っていると思っていたら、とても大きな重荷を背負っていたのです。その重荷のわけを「いま」の時代と並行させながら、彼女の生い立ちや結婚に至るまでの経過と共に描写していきます。
だから、キアヌとの不倫シーンを期待しているとまるっきりあてが外されます。
更に、夫役のアラン・アーキンとのなれそめは、ある意味、歴史は繰り返すという残酷な結末へとつながってゆくのです。辛口です、かなり酸っぱいキリッとした描写が続きます。まぁ、それで貞淑な役柄が似合うペンの不貞が弁護されるのですが。
ほっとする場面も用意されています。彼女の娘は貞淑な母に対して冷ややかでした。母に対して本心とは違う偽善的な匂いを嗅ぎ取っていたのでしょう。でも母が自分の 本心に正直にキアヌと共にあらたな人生を送るという行動を取り始めると、彼女の背中を押す行動をとるのです。この辺は息子がおろおろ戸惑ってしまうとは大違いです。
もうひとつ、アラン・アーキンの渋い夫役。
ツルツル頭が、ピッパと知り合った頃の回想シーンでは、髪の毛があるのです、かっこいいのです。
カツラを薦める訳じゃないですが、とても印象が変わるものですね。
by asat_abc | 2010-02-17 21:41 | 映画_新作
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