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「バンク」、人間が創った企業という欲望の塊

物語は最初から最高点、その水準を維持したまま
最後まで駆け抜けて行く。
ある銀行の不正取引きを追い掛ける
インターボールの捜査官(クライブ・オーエン)と
ニューヨークの検事(ナオミ・ワッツ)は
追い掛ければ、追い掛ける程、
巨大な力に踏みつけられそうになる。
それに対抗するために取った最終手段とは。

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とても水準の高い映画だが、私には納得出来なかった。

銀行という組織が成長を続けるために、
他社と差異化するためには
何をしなければならないか?
そんな銀行と取引きをする他国籍企業も汚れていき、
一つの悪がモタレあった社会が出来ていく。
そんな社会に異議を唱えたとしても
個人の力など無力なのだ、とこの映画は語る。
悪のボスですら、
組織の中だけの話しで、
個人になった時には、か弱い一個の人間なのだ。
そんな事、わかっているはずなのに、
企業という組織に入って行くと、
変わってしまうのは、何故だろうか。

そんな虚しさを残して終わる
この映画に
最高評価を与える訳にいかない。
by asat_abc | 2009-04-09 16:19 | 映画_新作
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