危険な味覚が「1408号室」の正体

劇場宣伝では、
クライマックスシーンのオンパレード、
これでもか、これでもか、と主演のジョン・キューザックをいたぶる。

何故、そんなことになったのか
ショッキングシーンばかりでちんぷんかんぷん
ただひたすらに怖いシーンを思い浮かべさせるだけ。
でも、ステーブン・キング作品は、
その背景に必ず人間ドラマがある。
彼の作品のファンはみんなそのことを知っている。
それを期待して、1408号室を見たのですが。。。

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作品を観始めると、
主人公、マックスはいわく付の部屋を調べ、
そのネタを仕入れながらオカルト小説を書いている作家、
という事が解り、その部屋1408号室へ入った理由がわかり納得です。
そして、
このマックス、売れない作家で、
書店で講演会をしても、熱烈なオカルトファン以外は
人もほとんど集まらず、凄いリアリティな悲哀を感じちゃいました。
期待持てるかも。。

そんな彼にドルフィンホテルから挑戦状が届きます。
1408号室に泊まった人間は全て死んだ、
一時間と持たない、と。
マックスは勇んでその部屋へ乗り込むのです。
その部屋に入るまでに、ホテルの支配人役の
サミュエル・ジャックソンが絶対その部屋に入ってはいけないと
とめるのですが、
それにも関わらず、マックスは
幽霊などでた事が無いという今までの経験から、
歯牙にもかけません。


彼がその部屋に入って
少しすると、確かに不思議な現象がおき始めます。
何故そのような現象を感じるようになったのか
タネは、直ぐに明らかにされるので、
怖さは半減しているはずなのですが、
それでも、
そこは製作者側もこのシーンに力を入れて作っているので
そこそこ、怖いのです。


そして、彼がそれを見る原因となった理由
それこそが、ステーブン・キング作品の魅力なのですが
それが全然描けていないのです。
その時点で、この作品の価値がなくなってしまいました。

ミストの衝撃を期待してこの作品を観たものの、
とても残念、ただのこけおどしの作品でした。
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by asat_abc | 2008-11-16 10:10 | 映画_新作
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