<   2010年 01月 ( 7 )   > この月の画像一覧

「アバター」アバターも えくぼ?

米映画、ファンタジー&アクション。
ジェームズ・キャメロン監督、
サム・ワーシントン、シガニー・ヴィーバー出演。
c0146834_1451641.jpg

昨年暮れから話題になっていたし、
洋画では「パイレーツオブカリビアン」以来の
興行収入百億円超えが有力視されているヒット作品をようやく見ました。
ストーリーにケチをつけたいところがあるものの、
スケール感や独創的な物語りで約三時間をあきさせることなく魅せきった、
流石の作品でした。評価はA−です。

人類が鉱物資源豊かな、ある惑星の開拓をしているところから始まります。
サム・ワーシントン演じる青年は海兵隊の隊員でしたが、
半身不随で退役後、この惑星に来る事になりました。
彼の役目はアバターという先住民の姿に似せた自分の分身にのり移り
先住民と交信することでした。
彼はアバターをものの見事に操って、
先住民に溶け込んでいくのですが、
人間達は彼の情報を元に先住民達を住んでいる場所から追い払おうとするのです。

後半からの平和の為に戦おうというトーンは、
狩猟民族独特の世界感であり、
根っから農耕民族の私にはイマイチ賛同しかねるところで、
戦闘シーンが多すぎるのは不満でした。

だとしても、最初はキショク悪かったアバターが、
後半部分ではすっかり愛らしく感じたのは、
すっかりこの作品に引きずり込まれてしまったという事なんだと思います。
映画好きを自認する人なら観ておかなければならない一本です。
[PR]
by asat_abc | 2010-01-18 20:30 | 映画_新作

「サロゲート」近未来の夢物語

米映画、近未来SF&ロボットアクション。
ジョナサン・モストウ監督、ブルース・ウィリス、ラダ・ミッシェル主演。

身体的接触がどんどん希少になっていく世界で、
愛の人観念はその意味を失うのではないのだろう?
それがテーマのひとつだ(監督談)
そう言っても、ラブの苦手なはウィリスを使ってる訳だから、
その部分は喉に小骨がひっかかるような感触で
胸には響いてきませんでしたということで、評価はBというところでしょうか、
お暇ならば、みたらぁ、という感じです。

近未来、
人類は自分の身代わりとなるオーダーメイドのロボット(サロゲート)を手に入れた。
自分は家でくつろぎながら遠隔操作でサロゲートを操れるのだ。
身体的な不自由を持つ人には願ってもないものかもしてないが、
誰もがそうするようになると本当の人間通しの接触がなくなり
痛みの通わない付き合いしか出来なくなる。そんな世界で、
本物の殺人事件がおきた。
一体何故サロゲートだけでなく本人まで殺せるのか、
そしてそれは一体誰が何のために起こした事件なのか。
こんな風につくったら文芸風の作品になりそうですが、
なにせウィリスを主人公に据えているのですから、
イケイケどんどんの大味なアクション作品になるのは目に見えますよ、ね。
これは蛇足ですが、ウィリスのサロゲートには髪の毛がありました、よ。

c0146834_14534198.jpg

[PR]
by asat_abc | 2010-01-16 15:12 | 映画_新作

「Dr.パルナサスの鏡」 仲間達がヒースに捧げる

米映画、大人の少しブラックなファンタジー。
ヒース・レジャーの遺作。
テリー・ギリアム監督、
クリストファー・プラマー、リリー・コール、トム・ウェイツ主演。
そしてヒースが演じるはずだったところは、
ジョニー・デップ、
ジュード・ロー、
コリン・ファレル
の三人が助太刀して完成させていました。
c0146834_14543763.jpg

人間の持つ欲望を少しブラックな観点から風刺した
大人のファンタジーで私の評価はB+ですが、
万人に受けるような作品ではないと感じました。

バルナサスはもう千歳にもなろうとする大道芸を生業とした老人です。
彼は悪魔との取引で不死の生命を手に入れ、
更にいっときの若さをもらい、
最愛の妻との間に一人娘をもうけたのですが、
妻に先立たれ絶望します。
彼は不死が邪魔になり娘をかたに死を手に入れる約束をしてしまっていました。
たが約束の期日が迫った時、新たな賭けをして、
その約束を反故にしようとして、ヒースらが演じるトニー青年の助けを借りるのですが。。。。

夢と欲望はどこかが違うようです
。一見おもてと裏の関係に見える両者の関係を
独特な切り口で描いた大人のファンタジーに感じました。
[PR]
by asat_abc | 2010-01-15 22:23 | 映画_新作

「ミレニアム」ドラゴン・タトゥーの女はホントは美人!

スウェーデン、本格派ミステリー&孤島もの。
ニールス・アルデン・オフレヴ監督、ノオミ・ラバス、マイケル・ニクヴィスト主演。
本格派推理ミステリー好きにはたまらない、
活劇風推理ものの作品かと思いきや
溝口風一族の中に犯人がいる孤島ミステリーです。
作風としては好きなのですが、
登場人物の関係が複雑でわかりづらかった点を差引いて、評価はB+です。
c0146834_14561573.jpg

既に風化しかかっている姪の失踪事件の調査員として、
ジャーナリストのミカエルが依頼される。
彼はこの事件の調査の為に女性天才ハッカーのリスベットを雇い入れ、
名コンビが誕生する。

この作品は三部作の序章にあたるので、
本編とは別にコンビ誕生の過程も描いてあるので、
複雑な話が余計込み入ってしまう。
この流れについていければ
テンポも悪くないので、あとはクッションの良い席に座れれば、楽しめると思います。
[PR]
by asat_abc | 2010-01-14 06:12 | 映画_新作

「ジュリー&ジュリア」コメディが元気をくれる

アメリカ、コメディ&活力増進系、
ノーラ・エフロン監督、
メリル・ストリーブ、エイミー・アダムス主演、
最近疲れがちで笑いを求めている人には元気をくれる楽しい作品です。

c0146834_14565874.jpg

1950代頃なのでしょうか、
ストリーブ扮するジュリア・チャイルドというアメリカ女性が
夫の仕事の関係でパリで生活する事になります。
これがきっかけとなり、
彼女はフランス料理をアメリカに紹介し、
アメリカでの家庭料理の第一人者になりました。

50年後のニューヨーク、
作家を目指しながら夢破れ平凡なOL生活をおくっているジュリー、
彼女は一念発起し、
ジュリアが作った524のレシピを一年間でブログに公開しようとします。
時には挫折感を味わいつつ、
二人がそれを成し遂げる過程を、
コミカルタッチに描いています。

ストリーブはマンマミーアのときのようなにおおらかで
誰とでも直ぐに仲良くなれる、
でも負けん気が強く、
バイタリティ溢れる役柄で楽しませてくれます。

一方、
エイミーはサンシャイン・クリーニングの時のように
ナイーブな一面を漂わせつつ、
巨大なエビと戦ったりと楽しませてくれます
、残念ながら色っぽいシーンは殆どありませんが。
私的にはとでも気に入っているお薦め度が高い一本です。
[PR]
by asat_abc | 2010-01-12 21:05 | 映画_新作

「板尾創司の脱獄王」彼が狙っていたものとは

邦画、
板尾創司監督・脚本・主演、
国村隼、木村祐一、木下ほうか出演

この映画、
一回だけ観るなら抜群に味のある作品です。
兎に角最後にはしびれてしまいます。
どんな風にしびれてしまうかは劇場でお楽しみ下さい。
但し、何度も観たくなる作品かといえば、一回だけで結構です、
と言ってしまうでしょうが。

時は戦前、
鈴木こと脱獄王は無銭飲食で捕まって投獄されて以来、
ただひたすら脱獄を繰り返します。
あまりにも見事な脱獄ぶりの反面、何故か直ぐに捕まってしまいます。
前半部分は脱獄しては捕まってしまう様を延々と描き
これだけかと思わせた後に一気にたたみかけてきます。
脱獄しては直ぐに捕まってしまう彼の目的のはてに彼がつかんだものとは?
流石、板尾創司、最後の最後にあなたはしびれてしまうことでしょう!
[PR]
by asat_abc | 2010-01-12 06:38 | 映画_新作

「今度は愛妻家」トヨエツの男の美学?

この映画、中年を自覚した男性諸君は絶対、観た方が良い!作品です。女性も普段旦那さん達がどんな気持ちで接しているのかを知る意味で、是非とも観て下さい。もちろん独身男女の方々が観ても結婚に夢が持てると思うので、お薦めです。
実は正直、余り期待しないで観に行きました、行定勲監督、豊川悦司、薬師丸ひろ子が織りなすラブストーリーとくれば、だいたいミエミエのストーリーが浮かびます。そして展開も予想通り・・・・
と思いきや、中盤以降心地よいくらい予想が外され、コメディタッチなストーリーが涙なみだの物語に切り替わっていきます。
水川あさみが物語りの進行を促しそれに沿って浜田岳や石橋蓮司が絡んでくるのですが、石橋のオカマ役は必見です。最初はタダの気持ち悪いオカマがとても味のある役に変貌するのです。最近のトヨエツはサウスバウンドなど、やんちゃな役が多かったのですが、この人に愛を語らせたら日本では彼の右に出る人はいないと再認識しました。薬師丸もいつものつくったような笑顔や演技が今回は気持ち良く感じました。
今年の一本目はとても良い作品に出会えました。
[PR]
by asat_abc | 2010-01-10 10:29 | 映画_新作