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「鴨川ホルモー」先が読めないストーリー

本木克英監督
山田孝之、栗山千明、浜田岳、石田卓也、芦名星、荒川良々出演

奇想天外な映画だった。
こんな作品、滅多にない。
兎に角先の展開がまるっきり読めない。
そして、考えた。
この作品に意味を求めてはならない、と。
そう決めてしまうと、次から次にふりそそぐ不可解な展開が
心地良い。

京大生の安倍は いきがかり上、
不気味なサークル、京大青竜会に入ったが
このサークル、
とんでも ビックリなサークルだった。
半年間の修行の末
安倍達が見ることが出来るようになったものとは。

儀式の日、女人禁制の場で繰り広げられる、
小林亜星、作詞作曲の「レナウンワンサカ娘」を歌いながら
踊るシーンは、傑作にオカシイ!
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ストレスを感じたとき、極上の癒しになること、
請け合います!
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by asat_abc | 2009-03-31 21:40 | 映画_新作

「ハンコック」は神様だった?

ウィル・スミスの
ダーティーヒーローものと噂だった作品を
ようやく観た。
確かに今までのヒーロー物とは一線を画していた。
アイアンマン、バットマン、スーパーマン
大概ヒーローは人格が高潔なものだというのに、
ハンコックと言えば、ガサツて乱暴で品位に欠けている。
なんでだろーって考えていたら、
新たな展開が。
何とハンコックの元妻が現れるのです。
何故二人は別れたのか?
彼等の様な特殊能力者はもういないのか?
などと考えていたら、
何と無く暗示らしい事が。

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彼等神様は、一対になると人間に同化し、
寿命で死んでしまう様なのです。
そこで延命を考えた元妻は彼と別れた様なのです。

ざっとこんな感じの展開なのですが、
何かとても大味な映画で
メインテーマが見つけられません。

ウィル・スミスの作品って、そんな感じの物とが続いていて、
最近公開された、あの作品を観るのも
躊躇しちゃいます。
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by asat_abc | 2009-03-27 22:01 | 映画_新作

「レッドクリフ バートⅡ」、赤壁に真っ赤な焔が燃え上がる

ジョン・ウー監督
トニー・レオン、金城武出演
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今までの三国志の話から異なった設定は
前作から学習済みだが、
ここまで大きく異なると、
これはジョン・ウーが作ったまったく新しい三国志と言わざる得ない。
とは言っても、死んでいない曹操を殺してしまうような、
史実を曲げる事は無かったのですが。
でも、一瞬疑ってしまうシーンはあったのですよ。
そして、
ここまで演出してしまうと、
三国志ファンの中にはこの雄大な歴史絵巻きを
否定してしまうのではと
勝手に心配してしまいます。

三国志自体を知らない人にとっては、
バートⅠの簡単な説明付きなので
わかりやすく大いに楽しめた事でしょう。
なんといっても、
赤壁の戦いシーンは
こんな言葉で表現するのは不謹慎かもしれませんが、
とてもスケールが大きく雄大でした。
凄くお金がかかっているんだろうなって、
変に感心して観ていました。

でも
ジョン・ウー監督のこの映画にかけた想いは
陳腐ですが
きっと反戦の願いだったんだろうと
思いました。

この作品の評価は
改めてしたいと思っています。
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by asat_abc | 2009-03-25 21:58 | 映画_新作

「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」

オーエン・ウィルソン、ジェニファー・アニストンとワン公主演
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犬を主題に据えた映画って、色々あるけれど
その物語りの最後にくるものは、
犬の寿命が短かくって、
飼い主に看とられて死んでいくと言うもの。
ごたぶんにもれず、
この「マーリー」も
そんな作品。

でも、クライマックスシーンでは、
ぐっと来るものがあったのでしょう、
隣に座った今時のお嬢さんも、
鼻をススっておりました。

今回の主人公のお犬様が余りに、
色々な事をしでかしてくれる設定だった為でしょう、
自分が飼っていた犬にされたこと、
例えば、
リードを引っ張られ、引きずられた事
人前でウンチされたことやマウンテングポーズを取られた事等、
あるある経験噺で
取っ付き易かった事もあるせいか
会場のノリは良かったと思います。
年に数本しか観ない人には良かったかも。

私としては、
ジョンの友人と対比して
家族という厄介だけどかけがえのないものを
持とうとするもの、
放棄するものの
対比を描いたかも
ですね。
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by asat_abc | 2009-03-23 21:07 | 映画_新作

映画の楽しみ方

久々、CS放送で映画鑑賞しました。
昨年公開された作品が
CM無しでもう見れるとは
嬉しい限りです。


映画を観ていて最近感じている事は、
最初の15分で
面白いかどうかわかってしまう、
って言うこと。

そういう意味では、
出だしの数十分を真剣に観れば、
良いものだけを、自分の目で確かめる事が出来ます。

「oneceダブリンの街角」は音楽が余り好きでない私には無用な作品です。
「仔猫の涙」は興味深く最後までじっくり観れました。

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この作品については、
近々紹介します。
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by asat_abc | 2009-03-23 15:32 | 映画_新作

「フロスト×ニクソン」、ネタバレ注意!

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チラシには、政界復帰を狙う元大統領ニクソン。
全米進出を狙う英国のテレビ司会者フロスト。
こんな紹介が載っています。

ニクソンとウォーターゲート事件の事は知っていますが、
インタビューの事はこの映画で初めて知りました。

最初の紹介の様に、今までの資産を元手に
フロストは果敢にニクソンに挑んでいきます。
ニクソンからすれば、赤子の手をひねるかのように、
楽なインタビューだと思ったのでしょう。
相手は田舎国の、それも政治に疎そうな
ポットでのテレビ司会者。
尻尾を捕まえられる事は有ろう筈もない。
その上、テレビに放映されることなれば
政界復帰のきっかけになるかも知れない!
事実、約束したインタビュー四回のうち、
三回終了時点までは、ニクソンの意図通り運び、
フロストは破滅寸前。

でも人間、勝ちすぎると油断しちゃうようです。
ニクソンさんも、最後のインタビューを前に酔っ払って
フロストさんへ余裕の電話をしてしまったのです。
それも、電話した事すら覚えて無いほど酔っ払って。
ニクソンさん、動揺が走ります。
きっと内心では事件の事を懺悔したかったのでしょう、
だから電話でついペラベラと
懺悔に似た事を話してしまったと、
悔んだのではないでしょうか。

最後の戦いの前に
電話の事を教えられ、焦ってしまいます。

同時に、その電話からフロストは反撃のヒントを手にいれます。
そして、最後のインタビューでニクソンから重大な告白を手に入れるのです。

二人の息詰まる心理的駆け引きを
マイケル・シーンとフランクランジェラが熱演。
お勧めの一本です。
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by asat_abc | 2009-03-19 05:34 | 映画_新作

「イエスマン」キャリーは最高!

ペイトン・リード監督
ジム・キャリー主演
テレンス・スタンプ、ズーイ・デシャネル共演

スティーブ・カレルの間のある笑いも良いけれど、
ジャック・ブラックのほのぼのとした笑いも良いけれど、
わたしゃ、
ジム・キャリーのハイテンポな笑いが
一番好きなようです。
途中から顔がにやけっぱなしなのが
自分でもわかるぐらい楽しみにました。
いつもならエンドロールの最中に
沢山の人が席を立つのに、
今日は余韻を楽しんでいるようでした。

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ジム・キャリーにはやっばりコメディが似合います。
最近のキャリーは色々冒険しているようですが、
一昨年みた、「ナンバー23」は最悪でした。
彼の出演作品の中ではワーストです。
(全部観た訳じゃないですが)

お話は単純、
どんなときにも、
イエス、と答えなきゃならなくなったジム演じるカールが
それによってボジティブで仲間の多い明るい魅力的な男性になるというものです。

そんな事は気にせず、
ジムキャリーのハイテンポで弾けたコメディを楽しみましょう!
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by asat_abc | 2009-03-17 20:59 | 映画_新作

フランス映画祭「西のエデン」

フランス映画祭の出品作品を観ました。
とても良い作品でした。
上映後、監督のテーチインがあり、とても為になりました。

どんな作品かと言えば、
フランスへ不法入国する一人の青年エリアスの話です。
彼が南仏に辿り着いてから、パリに着くまでの、
そしてその後の暗示が込められていました。
とにかく波瀾万丈、身分証明書を持っていないので、
警察に何度も何度も追われ、走るシーンが印象に残りました。



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彼の乗った不法入国船はもう一歩というところで
だ捕されてしまい、彼は海に飛込み
逃げた。
逃げた先は
ヌーデストビーチを持つエデンクラブ。
何とか従業員に紛れ込み難を逃れ、
バカンスに来ていた婦人とアベックになる。
その祭のシーンが面白い。
マダムは突然の豪雨の時に
たまたまカッパのようなモノを持っていたエリアスに
シメタと思い
声をかけたのたが、
彼を狙っていたのは
そのおばさんだけでなく、
二人が出ていく姿を見て、
若作りの綺麗なお姉さんが「チェッ、あの女にやられた」と嘆くシーンがあるのだ。
ヨーロッパは肉食女子だらけのようだ。

それはともかく、
希望は、パリへ来たら会いに来いといってくれたマジシャンの言葉だ。


彼はパリを目指し、波瀾万丈の旅を続ける。
二度続けて悪い人に会うことないものの、
二度続けて良い人に会うこともない。

そしてたどり着いたパリで彼が見たものとは。


フランス映画らしく
一つ一つすべてに意味が込められた
佳作である。
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by asat_abc | 2009-03-16 00:15 | 映画_新作

「ダウト あるカトリック学校で」

Mストリープ、FCホフマン、Aアダムス出演

青白い炎を燃え上がらせ、
最後にはそれを真っ赤にぶつけあう、
名優達ならではの
見応えある映画でした。

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ストリーブ演じる校長のカトリック学校に、
アダムス演じる先生はシスターはつかえています。
そしてホフマン演じるフリン神父が毎週ミサで説教しています。

神父は温厚かつ進歩的な考えで、
彼の周りには人が集まってくるおじちゃんです。
一方、校長と言えば融通が利かず、規則重視のいけすかないおばちゃんです。
その間に入って若いシスターは考えがブレ、子羊の様に戸惑います。
彼女は神父が弱い立場の男子児童に何かしたらしいのに気付き、
校長に報告します。
報告を受けた校長は、彼を徹底的に追い詰めていきます。

これに対して、
シスターは二人のあいだに挟まれ気持が揺れ動くのです。
彼女の確信を持てず、
与えられた情報に立場がコロコロ変わる様は、
我々の代弁者なのでしょう。

一般受けはしませんが
自分に自信が持てず、揺れ動く心を持て余している方には
それは、自分だけじゃないと慰めてくれる
お勧めの一本です。
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by asat_abc | 2009-03-14 18:28 | 映画_新作

「釣りキチ三平」、春休み向けの映画

滝田洋二郎監督
須賀健太、塚本高史、香椎由宇、渡瀬恒彦出演
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子供の姿を多く見掛ける、いつもと勝手が違う会場風景。
その風景に似合った、とても健全な作品でした。
原作ははるか昔に
少年マガジンに連載されていた
矢口高雄の同名漫画です。

あの頃の漫画って、とても健全で、
最近のモノとは随分違いますね。
と、いっても比較しているのは、ヤングマガジンとですが。

三平くんや魚紳さん、それにおじいちゃんにゆりっぺ。
違うのは三平くんのお姉さんの愛子さんの登場でしょうか。
その役を香椎由宇がやっているのですが、
漫画チックなセリフやモノ言いのお陰で、
ダイコン臭さが取れて、チャンと演技さているように見えました。
彼女の設定は三平くんやおじいちゃんも恐れる
押し付けがましい、どS女の役です。
この役自体も
彼女が地で演じる事ができる役
だったからでしょうか、最後のクライマックスシーンでは
会場の女性客を多いに泣かせていました。

春休み、小学校高学年の子供に世間の事を教えるには、
良い教材かもしれません。
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by asat_abc | 2009-03-13 21:21 | 映画_新作