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映画外伝、月船さららについて、その1


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5月22日、渋谷はシネマライズでの「世界で一番美しい夜」の試写会での事。
会場に入ると前の方のセッティングに余念がない。
これは何かあると前の座席に一目散。
一番前は関係者席になっていたので、二番目中央辺りの席をゲット。
準備オッケー、イベントの始まるのを待つ。

支配人らしき人が現れ、世界エアセックス大会を開催すると、のたまう。
?? 何を言っているのかよくわからない。
支配人はさらに、
審査員は天願大介監督、月船さららさん、田口トモロヲさん、です、
拍手でお迎えください、とたたみかけてくる。

そこで始めてゲストがいることを理解。
三人が入場して来る。
正直いってトモロヲしかわからない、
でもけっこうダンディな監督らしい男と胸の谷間がはっきりわかる妖艶な女性が入ってきた。

つづく¨
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by asat_abc | 2008-05-30 11:04 | 映画_新作

REC(レック)

ホラー映画の季節が今年もやってきたようです。
今年一本目の作品は「レック」、スペインの作品です。

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アンヘラは女性リポーター、
消防士をリポートしているうちに、
一緒にあるアパートメントへ入ってしまうことに。
それが事件の始まりだったのです。
そのアパートメントは何故か直ぐに隔離され、
外界との連絡がままならなくなるし、何よりもその理由が解らない。

その中では老女が人を襲い、
次には彼女に噛まれた人々が襲い始めるようになる。
やがて外から隔離された理由が知らされる。
このアパートメントから原因不明の病原菌が発生した、
だから隔離状態は解除出来ないと。

一人、また一人、毒牙にかかり、
アンヘラとカメラを回し続けるパブロだけが残り、最上階の部屋にたどり着く。
そこには謎の病原菌の発生源があったのだ。
77分で一気にたたみかけてくるので、
無駄なシーンはない割に何故か間のびした感じがするし、
手動カメラ目線で撮影しているので、酔った感じになってしまう。
ということは、いまいちということか。

★★
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by asat_abc | 2008-05-30 05:01 | 映画_新作

クライマーズ・ハイ


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原田真人監督、堤真一、堺雅人、尾野真千子、山崎努出演

この作品は某公共放送でもドラマ化され、
部分的に目にしていました。
ドラマ化されたほどの長編を
限られた二時間という制約の中で仕上げるとするならば
焦点をキッチリ絞った方が良かったと思うのですが‥。
実にもったいない出来になっていると思いました。
割りきって一週間の記者魂を賭けた物語にした方が
シンブルでわかりやすく、感動的なものになっていたと思います。

御巣鷹山に520人を乗せたジャンボ機が墜ちた。
地元新聞社は地元の意地をかけてこの事件の真相に迫る。
この事件の全権を任されたのは悠木(ゆうき)、
彼には駆け出し記者の頃に地元の大事件だというのに
次々とスクープを全国紙に出し抜かれたというトラウマを抱えていた。
自分のエリアで起きた事件は地元新聞が一番だという紙面を作りたい、
スクープで他紙を出し抜きたいという思いで紙面作りを進める。

そんな熱意のもとに、
同じ思いのもの、
抜け駆けしようとするもの、
足を引っ張るものが紙面作りに参加する。
兎に角、熱に浮かされたような一週間が始まる。

こんな風にまとめてくれれば良いものを、
その他に、
主人公と病気で倒れてしまった友人との関係、
主人公と家族との関係、
そんなものも、短い時間でさしこむものだから、
色んなものがてんこもりになって、
消化不良を起こしてしまった感がある。

シンプルに作れば傑作の素材が
もったいないという思いで試写会場をあとにしました。
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by asat_abc | 2008-05-27 22:28 | 映画_新作

「相棒 劇場版」

和泉聖治監督、
水谷豊、寺脇康文、木村佳乃、本仮屋ユイカ、西田敏行出演
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金曜日のレイトショー、
大ヒット中の「相棒」をみました。
もっと混んでるのかと思いきや、
意外や、会場は三部程度の入り。


劇場版の相棒は、猟奇的な事件から始まる。
鉄塔に吊された死体、
ひき逃げされた死体、
薬物を注射された死体、
無関係と思われた事件に関連が出てくる。
それらの殺人は会員制SNSに処刑リストとして予告されていたのだ。
そのサイトの管理人の線から容疑者が割り出されたが、
犯人は次の計画を練っていた。
それは東京ビッグシティマラソンでの大量殺人、と思いきや。

年に一、二回劇場に足を運ぶ人を対象にした娯楽作品。
相棒の二人が劇場で活き活きと活躍していた。
テレビから劇場版になった「HIRO」と同様、
娯楽性の高い、かぁ~るいのりのテイスト、
お茶付け風の味付けになっていました。
こちらとしては、折角劇場版にするのならばステーキ風味の
ごぉっついものにしてほしかったのだが。
大勢の人が参加したマラソン大会は確かにTVでは出せない
スケールを画面いっぱいに出していた、と思う。
それなりのボリューム感はあった。
だが逆にいえばそれ以外に華のあるシーンが少なかった。

一番の課題は
犯人の真の狙いが達成されるシーンが唐突過ぎた事。

軽薄さが、炸裂です!

(なんのこっちゃ、って思うかもしれませんが、)
主題があってこの相棒という作品が生まれた訳ではなく、
相棒を作る上でこのテーマをストーリーに組み入れたのだろうから
どうしてもテーマは薄口にならざる得ないのでしょうが
そのことが、作品全体のイメージまでも軽くしてしまい、
私にはとても食い足りない出来になっていました。

でも、2時間のデートコースとしてはちょうどいいできかもぉ。

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by asat_abc | 2008-05-24 10:06 | 映画_新作

世界で一番美しい夜



天願大介監督、田口トモロヲ、月船さらら、市川春樹、江口のりこ、石橋凌、佐野史郎

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日本の大いなる文明風刺映画。
私的には満足の一本でした。

物語は今から14年前に遡ります。
日本で一番出生率が高い村、そうなるまでには物語があったのです。
ある新聞記者が赴任したころはなんの変哲のない村でした。
村で、彼の憩いは行きつけのスナック、天女のママだった。
そのママの相思相愛の相手は幼な馴染みの革命家だった。
革命家の願いは、世界の全ての子供達が一日で良いから

「お腹いっぱい食べて、グッスリ眠れる夜を作ること」

彼はそんな日を作るために
誰もが夜の営みに熱中するような強力な媚薬を開発していたのです。
そして彼はとうとうその媚薬を成功させたのです。

そんな時期、村ではある事件が持ち上がり、
何も知らぬものがその薬をばら撒いてしまうことになってしまい、
村人はみな、夜の営みに励むことになるのです。

そのシーンはまるで、
「パヒューム」という映画のクライマックスを彷彿させる
そんな凄いシーンが起きてしまうのです。


「正義の為に殺しあうというのなら、不正義でもセックスしている方が良い」
というナンセンスな論理なのですが、妙に納得させる力があるのです。
こんなナンセンスな物語を大真面目にやるのだから、
演技力のしっかりした役者さんを厳選しているし、
役者の方も、必然性があるならば、
セックスシーンもいとわないという人達ばかりだから、
あっけに取られるシーンが現出されることになるのです。

この監督、天願大介は今村昌平監督の息子で
寺山修司に師事したり、脚本家として父親の作品を支えたり、
最近では自身でも監督をし始めた経歴の監督です。

何も知らないでこの作品を観ると、
ポルノ映画と勘違いしてしまうのではと、
狼狽心ながら、付記しました。
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by asat_abc | 2008-05-22 23:17 | 映画_新作

春よこい

三枝健起監督、工藤夕貴・西島秀俊・時任三郎出演

家族の絆、家族のつながり、家族への想いがテーマとなっている、愛情深い作品でその気持ちは痛いほどわかるのだが、つい苦言をいいたくなる部分もあった。
時は昭和59年、所は九州は唐津。偶発的な殺人を犯し逃亡する父親を待ち続ける母と男のコがいた。
男のコは父の面影を追掛けるため指名手配の写真を一心に見つめる。その気持ちが痛いほどわかる記者はその姿を新聞に載せる。
善意から出ている行為なのだが、世間は冷たく突き放す。
だが、その記事は父親に伝わり、本当の解決へと向かって行く。
実に美しいストーリーなのだが、物語の核となる母親とそれを支える記者とが噛み合わない。記者との和解シーンは丸っきり必然性を欠いている。シーン設定にも無理があるのだが、それ以上に記者役の西島秀俊が浮いているのだ。
和解シーンと記者役、この二つを物語に必然性を与える設定にすればかなりの秀逸な作品になったことと思う。
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by asat_abc | 2008-05-21 22:29 | 映画_新作

プレステージ

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この作品は去年の今頃観ました。それも二回観ました。
この作品の監督は時間軸を巧みに使い、観る側まで騙そうとするので、
一度観ただけでは良く理解出来なかったのです。


ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールとが
奇術師として凌ぎをけづるライバル役をするのですが、
この二人の、
火花が散りそうなほどの闘争が凄い迫力なのです。
もとはと言えば二人とヒューの奥さんは同じマジックチームにいたのですが、
ある事故でヒューの妻は命を落とします。
それをヒューはクリスチャンのせいと思い込み、
それ以来お互いにお互いの新ネタを面前で暴きたて、対立は深まるばかり。
しかし、クリスチャンがヒューにはどうしても解けないネタを編み出し、
その対抗策としてヒューは足を踏み入れてはならない手段を使い、
とうとう殺人事件が起きてしまいます。
この映画はその殺人事件が起こった所から始まります。


一回目に観た時には、
マジックというネタが必ずある世界で禁じ手を使ったな、
折角の作品が台無しだと思ったのですが、

二度目にこの作品を観て、
実はこれこそがこの監督訴えたかったことなんだと思えてきました。
何のことかは、自分の目で確かめてください。
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by asat_abc | 2008-05-21 18:29 | 映画_新作

ラスベガスをぶっつぶせ

ロバート・ルケティック監督、ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース、ローレンス・フィッシュバーン出演
数学の天才的学力を持つ学生、ベンは貧乏学生。その才能を見抜いたローザ教授は彼を誘い込みチームを組み、ブラックジャックでカジノで稼ぎ始める。
最初は学費稼ぎのつもりだったベンもラスベガスでのスリルと華麗な生活に嵌ってしまう。
だが、好事魔多し、彼らのチームプレイをルール違反として取り締まる組織の影が。
最初から小気味良いテンポでストーリーが運び心地良い。いつしか住む世界が変わってしまい、付き合う連中も変わっていく。そして、勝ち続ければルール違反も見破られ危険が迫ってくる。
だが、あれだけ冷静沈着といわれていた者があっさりと掟を破るのはいただけない。その後の展開もイマイチ納得出来ない。
最後のオチは「スティング」のようにキッチリ観るものの裏をかいて欲しかった。
けっこう楽しめていただけに残念な作品でした。
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by asat_abc | 2008-05-19 21:26 | 映画_新作

「砂時計」、青春の特権


松下奈穂、井坂俊哉、夏帆、池谷壮亮、出演

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会場に入って一番最初に気付いたのは、女子高生の多さ。
次に気付いたのは、男が私だけ。
肩身の狭さを感じながら開映を待つ内に入場してきた男は
全部で五人、みんなアベック。
ということは、男性一人で来たのは私だけ。
ふん、入場券買って観に来た訳じゃないさ、
招待券貰ったからと意気がってみても、かなり動揺し、
早く始まってくれと祈るような気持ちになってきちゃいました。

ようやく場内が暗くなり、ホット一息。



杏(あん)は中学生、
離婚した母と郷里に帰ります。

そこで大悟、藤、椎香と知り合い
この土地を自分の田舎と思えるようになり、
大悟と恋をし、お互いの気持ちを確かめあい
将来の約束をするが、
この年齢のコが持つ特有の潔癖さ故、別れてしまう。

中学、高校生のころの繊細で微妙な心の揺れ
そんな感覚を思い出しました。
別れてからも、あのとき何故あんなことをいってしまったのか、
誰にでもある、IF(もしあの時そんなことしていなければ)
そんなわだかまりをず~っと主人公と共有しつつ
この主人公の気持ちを追っかけました。
まぁ、好み的には
主人公がもう少し薄口の方が共感しやすかったのですが。

12歳の頃から26歳までの間を、
たった二時間の間で表現しようとするのだから、
かなり消化不良の場面も有ったけれど、品質としてはそこそこ。

残念なのは原作はもっとカラッとしたイメージだったのが、
ドロッとべたつく感じになっていたこと。

さて、いつもならしっかりエンドロールを見るのですが、
画面が暗い中、
早々に会場から立ち去った私でした。
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by asat_abc | 2008-05-17 10:07 | 映画_新作

幸せになるための27のドレス

アン・フレッチャー監督、アライン・ブロッシュ・マッケンナ脚本。
出演者はキャサリン・ハイグル、ジェームズ・マーズデン、
マリン・アッカーマン、エドワード・バーンズ。
5月31日公開
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華やかなウェディング・ドレスが出てくるせいか、
題名が女性好みのせいなのか、会場の9割は女性。

開場は定刻より前にあけたというのに、
30分たった開映時間になっても入場出来ない程の盛況ぶり。
そのせいで開映時間は5分以上遅れてしまった。

観ていて、こんなテンポの良いラブ・コメディ、日本では無理だろうと痛感した。
話は模範的なブライダル・メイドのジェーンが
人を手助けしているうちにいつしか脇役人生に甘んじるようになってしまい、
次の花嫁を約束するブーケならまだしも憧れの彼氏を妹に取られてしまう有り様。
お母さんの形見のウェディング・ドレスをズタズタにされたのをきっかけに、
自分の為に生きる事を決意、実行にうつす。

自分の人生は自分のものであり、
それからの彼女は今まで見えなかったものが見えるようになり、
そして本物の恋を手にする。
その姿が清々しい。

日本映画ではおめにかかるのが出来ない
テンポの良いラブコメディといったテイストの映画でした。
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by asat_abc | 2008-05-14 23:24 | 映画_新作