2013年 02月 28日 ( 1 )

ネタバレ「世界でひとつのプレーブック」、満員御礼

今年の32本目

ジェニファー・ローレンス、ブラッドリー・クーパー、ロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ヴィーヴァー、クリス・タッカー
デヴィッド・Ο・ラッセル監督(ファイター)

病めるアメリカの人達の、これは現代日本でも同じ事が言えるんだろうけど、躁鬱病を抱える男女のお話しだ。
パットは元妻への未練がいっぱいだというのに、元妻はつれなく相手にしてくれない、その為精神がやんでしまう。同居中に何か関係がおかしくなっちゃったんだろう、妻はパットとの思い出の曲をかけながら自宅でシャワーを浴びながら不倫を楽しんでいた。その場に遭遇したパットは不倫男をしこたま叩きのめしたもののそれ以来、不快な事があると頭の中でその曲が鳴り始め自制がきかなくなっちゃった。嫌なことがあると、瞬間キレキャラ状態になっちゃう、どんな風な状態かと言えばそれはあとで説明するんだけど、それでもって精神病院に収容されてしまう事になっちゃった。それから8ヶ月、そのパットを母親が引き取りに行くところから物語は始まんだよね。本人はいたって普通に振る舞っているつもりだろうけど、キレキャラ状態の改善はあまりなさそう、やれ読んでいる本の内容が理解出来ないとか、妻との結婚式のビデオテープはどこにある?などと夜中に両親を突然叩き起こしちゃい、思う通りにならないと大声をがなり立て、ご近所から騒音の為警察に通報されてしまうハメになる。こんな事を繰り返されちゃ、両親もお手上げ状態だし、父親などは退院させたこ
とを思いっきり後悔しちゃってる。そんな時にティファニーに出会う。彼女は友人の妻の妹、彼女もまた最愛の夫を無くして精神が病んでしまい通院中、ところが何故かパットを気に入り、あれやこれやと接触してくる。対するパットの方は、それとなくティファニーを気にするものの、接近禁止令がでている元妻の事が矢っ張り頭の中から離れない。それじゃと言うわけでティファニーはパットへ提案、元妻に手紙を届けてあげる代わりにダンスのパートナーになってくれと。ダンスなどまるっきり興味が無いけど、妻との接点を求めているパットにとっては魅力的な提案だ。餌に釣られたチンパンジーの如く何となくダンスを始める事になる。だがこれがパットの症状を劇的に改善させる事になる訳だから不思議だよね。毎日毎日クタクタになるほど練習に明け暮れ、家に帰ればベッドにバタンキューの繰り返し、コレでパットは深い眠りを手に入れたんだね。眠っていれば誰にも迷惑をかけることが無いし、良い眠りによって安定した気分を手に入れたわけだ。ティファニーもパットもダンスをする事で常軌と正気と精気を取り戻してゆく。これにアメフトとギャンブルが大好きなパッ
トの親父さんの賭けの話しがミックスされて、怒涛のダンス大会へと雪崩れ込む。要はティファニーはパットにとっても、彼の家族にとってもあげまん女ってオチでハッピーエンドへと辿り着く、ハラハラしながら笑えて泣ける良く出来た映画でした。

評価は絶対お勧めのA、95点。
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by asat_abc | 2013-02-28 21:03 | 映画_新作