2013年 02月 05日 ( 1 )

「鈴木先生」、癖になりそうな予感

今年の8本目
角川映画
長谷川博巳、田畑智子、富田靖子、でんでん
河合勇人監督

もともとはテレビドラマの映画化。テレビドラマの方は観た事が無い。キネマ旬報の評価でとても好意的にとらえられていたので、観る事にした。批評を読んだイメージで、何故か硬派なモノを勝手に予想していた。だが、あんに反して軽いのりの映画だった。鈴木先生、新婚教師のようだが生徒との恋愛妄想から入るはじまり方だ。
見終てから映画のテーマを考えてみた。超えてはイケない一線を超えさせるものとは何か?だろうか。人誰しも?妄想を楽しむ。だがバーチャルな世界でやってみたとしても現実の世界でやっちゃイケないと踏みとどまる。踏みとどまる為にはその気持ちをとどまらせてくれる曖昧模糊とした緩衝地帯がある。それが劇中にあった公園の喫煙所だったり、選挙をボイコットしたりする仕組みだったりする。それを何が何でも白黒はっきりさせなきゃとがんじがらめにしてしまう風紀委員のような人達が住みにくい世の中にしてしまう。
水清くして魚棲まず、だ。
ピュアだが、世間・了見・視野が狭い中学生時代、生徒にもっとも影響を及ぼすのは教師だ。だからこそ教師は重要な存在で志が高い人格者であらねばならない、と思うのだが、教師とて人間、色んな考えを持つ人がいる。まるでと風紀委員然とした富田靖子演じる先生、こんな先生が一番厄介だが、学校ばかりでないどこの社会にもこのタイプは一人ぐらいはいる。
あ〜っ、靖子ちゃん最近こんな役をするオバサンになっていたんだ!


評価:B+ 88点
[PR]
by asat_abc | 2013-02-05 06:33 | 映画_新作