シネマ歌舞伎「籠釣瓶花街酔覚」鑑賞記録

2012年鑑賞162本目:評価「Aクラス」
(標準が80%程度、10%程度が良いの基準)

人間歳とともに思考も志向も嗜好も代わってくる。
小さい時NHKで嫌いだったのは国会中継と歌舞伎の放送だった。
きっとあのつまらなさが蘇り、
眠ってしまうんだろうと覚悟しつつ観ることにしたが、
観て良かったと思った。
オレンジ・緑・黒のカラー、妙に長ったらしい間、独特のお囃子? 
まだまだ違和感を感じるものは多いし、
話している内容は良く聞き取れず、難しい所が有るものの、
起承転結のストーリーの骨格はしっかりしているし、
情感がしっかり味付けられ感情移入しやすかった。
見終わった後少し調べると、実話をベースに作ったお話しらしい。
佐野というから北関東の商人だったか?
吉原で八つ橋という花魁に一目惚れ、
あばた(痘痕)顔をカバーするほど散財しながら通い詰めて、
とんとん拍子に仲は深まり身請けもかなうかという時に、
八つ橋には色男がいて思いっきり万座の前で振られてしまう。
さて、この結果はどうなるやら?

話しはシンプルわかりやすい
が、
わかりやすすぎて直視出来ない程のベタな話しだが、
それを、
独特の間とわかりづらい日本語で
丁度よい塩梅に味付けしているように思えた。

これを期に本物の歌舞伎の方も観たいと思った。
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by asat_abc | 2012-10-15 06:53 | 映画_新作
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