「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」 2月セレクション③

スティーブン・ダルドリー監督
(リトルダンサー、愛を読むひと)

出演
トム・ハンクス
サンドラ・ブロック
トーマス・ホーン

芸達者な人達が未来永劫に語り継がれだろう911の悲劇から、
素晴らしい自己再生の蕾を開かせてくれた映画です。
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オスカーの父(トム・ハンクス)は911の被害者の一人。
オスカーとはいつも宝探しゲームをして遊んでくれていた。
父親が残した「鍵」は次の宝物探しの暗号のはずと思い込み込みたかった。
だから、その秘密の答えを求め
その暗号の意味を知っているはずのブラック氏を
ニューヨーク中を駆け巡って探し出しす冒険をする。
そして、その冒険を通して多くの人と交流を持ち、
父親を失った悲しみを乗り越えてゆくヒューマンドラマなのです。

父親役のトム・ハンクスは息子に対する愛情に溢れ、
少年の喪失感を浮き上がらせてくれる上、
少年の冒険を共にしてくれる謎の老紳士の存在も、
その正体が直ぐ想像がつき、
それが余計に物語を引き立ててくれるのです。
更には少年の母親役のサンドラ・ブロックが、
オスカー少年の行く先々を先回りし、
息子と会う人々に事情を話し協力を求めていたとわかるくだりには、
すっかりやられて、涙ボロボロ状態にされてしまいました。
トドメはビルが崩壊する直前に、
父親からかかってきていた電話に対応出来ないでいた
少年の心情につながってゆくのです。
役になりきっていたトマス・ホーンの演技には脱帽です。
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by asat_abc | 2012-04-16 23:08 | 映画_新作
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