「一命」、いちめいを掛けるものとは?
久々の舞台挨拶付きの試写会。
お目当ては満島ひかりちゃんです。 この劇場はスクリーンが特大だから一階最後列は映画を楽しむにはベストなのですが、 ひかりちゃんの顔は目を凝らして見てもおぼろげにしか見えないのです(涙)。 まさしく、上のチラシの感じです。 司会は伊藤さとりさん、 舞台には三池崇史監督、主演の市川海老蔵はん、 瑛太くんとひかりちゃんの4人が登壇しました。 三池監督談、 3D映画を作ったのはお年寄りに馴染みやすい時代劇を通して 3D映画の良さを知って欲しいと思ったからだと言ってました。 劇中、景色、特に奥行きのある紅葉の美しさにそれが表現されていたと思いました。 海老蔵はん、 命を懸けて守りたいものは何かという質問に 家族と歌舞伎だと優等生的発言をしていていたのですが、 司会者のさとりさん、 奥さんの話を期待してのか、 更に追加の下手な引き出し方をしたら、 むっとしたように ただ今申し上げました通り。。。などと切り返していました。 この勝負、どうみても司会者の負けでした。 瑛太くんは 既に3Dメガネをしている観客を目ざとく見つけ、 いまそのメガネで見ても3Dにならないよ〜とか、 カンヌで上映したときには何かが飛び出してきて席をたった観客がいたけど、 そんなシーンの時は3Dメガネを外してみたらぼやけて見えて丁度良いよ〜、などと 飄々とユーモラス返答をしていた。 さて、お話は 貧乏に窮した浪人が武家屋敷の庭先を借りて 切腹させて欲しいと願い出る事件が横行し始めた 江戸時代初期の話です。 武士の魂である刀が 既に竹光になってしまっている瑛太クンが 庭先切腹を願い出るシーンから始まります。 本当は偽装で、大名家から無心したいだけだったのです。 決して安易に偽装したわけではなく、 そこに至るまでにはとても悲しい事実が有ったのですが その大名家は本当に切腹させてしまうのです。 まぁ確かに大名家にはそんな個別の事情、 知ったことでは無いでしょうが。 事情の一部始終を知った義理の父役の海老蔵はん、 敵討ちに 自分もその大名家へ庭先切腹を願い出るのです。 さて、どんな敵討ちをしようとしているのか? いまの社会も、 フリーターをたくさん輩出しながら 個々人よりも企業を優先する社会のようです。 企業の儲けって、 一体どこにたどり着いているのでしょうか。 どうせクダラナイところで滞留しているのでしょうから 頭の良いと思っている人は もっと個人へ還元される仕組みを作って下さいませ!
by asat_abc
| 2011-10-21 06:54
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