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「モールス」、クロエ・グレース・モレッツの可愛さがウリ

「僕のエリ200歳」のリメーク作品、
エリの方を観ていないので比較できないが
聞くところによれば
まんまリメークしたようだ。
12歳ぐらいの少女と少年の物語、
主演のアビー役は「キックアス」で一躍有名になった可愛いぃクロエ・モレッツだ。
ハリウッドでリメークしようと持ってきたときには既に
彼女に演じさせることが決まっていたのだろう。
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極寒の町に住む小学校の男の子オーウェンは
気が弱く、いじめっ子グループに目を付けられている。
(細部の記憶はかなり覚束無いのだが)
今日もようやく手に入れたゲームソフトをあっけなく奪われた、
そんな悲しい小学校生活を送っている。
彼は母親と一緒にアパートに住んでいて、
両親は離婚協議中のようだ。
そんなオーウェンの隣の部屋にアビーが越して来た。
如何にも訳ありげに、よる人目に付かないように引っ越してきた。
お父さんらしき大人と二人だけのようだ。
彼等が街にやってきてから不審な事件が続く。
事件を犯しているのはアビーの父親だからだ。
車に忍び込み後ろの席に身を隠し、
持ち主が乗ってきて、車が郊外に出た頃を見計らい、
後ろから襲いかかり、殺害する、
そして、死体から血液を抜き取るというものだ。
父親はかなり疲れているのかヘマを繰り返し
その上予想外にも、
一人だけじゃなく二人が車に乗り込んでくる
という事態になる。
途中、ガソリンスタンドで一人が降りた隙に
急遽犯行に及ぶが手間取りダメージを受ける、
そして、逃げ切ることに失敗し重傷を負い、
顔を硫酸で焼いて身元を隠した後
病院に収容される。
何故そこまでしなければならないのか?


アビーとオーウェンはアパートの前の公園で話すようになる。
次第に仲が良くなり、
オーウェンがアパート内の隠れ家にアビーを連れて行く。
そこでオーエンは友情の儀式として指をナイフで切り
彼の吹き出してきた血を見せると
アビーに異変が。。。
見る見るうちに異様な姿に変わり果て、
何とかオーウェンを襲うのは踏みとどまるが、
その場からいなくなり、偶然外を歩いていた女性に喰らいつく。
そう、彼女は
吸血鬼だったのだ。
彼女に咬まれると噛まれた人間も吸血鬼になってゆく。
それを防ぐ為、アビーのパートナーは彼女の為に、
殺人を犯してまで血を求めていたのだ。
父親だと思っていた人は、実は彼女の信奉者だった。
オーウェンは彼女の部屋で
父親だと思っていた男の成長を綴る写真を見て
その事に気付き、アビーから離れようとする。
必死の思いでアビーを振り切ったものの、
オーウェンには学校に人間という敵がいる。
徒党を組んでオーエンをイジメてくる。
彼が何とか一度は反撃し、局面を打開したのも束の間
イジメっ子のボスは年上の兄を連れてくる。
その兄はヤクザ一歩手前の不良なのだろう、
イジメ方が半端じゃない。
殺されると思った瞬間
その場を助けてくれたのはアビーだ。

そして、
最後にはオーウェンがアビーの新しい信奉者となって
新たな街へと旅に出ることになる。


ちなみに街の連続殺人事件を追う刑事との絡み、
これはある意味この映画に
サスペンスというスパイスを加えてくれる役割を持っているのだが、
割愛している。

題名の「モールス」のいわれは
壁越しの隣の部屋に住んでいるので
モールス信号でもつかって何かするのかなと思っていたが、
それほどのシーン、有りませんでした。

可もなく不可もなく標準的な出来栄えだと思います。
by asat_abc | 2011-08-18 06:54 | 映画_新作
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