手塚治虫の 「ブッダ」

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今から2500年前だから紀元前5世紀頃
釈迦はこの世に生を受けた。
今回の作品は3部作の第一話らしく、
釈迦誕生前のチャプラとタッタの話と、
釈迦がヤショダラ妃との間に子をもうけ、
出家するまでを描いている。
手塚治虫の「ブッダ」におもいっきり嵌っていた時期があり、
漫画は全巻買い、夢中になって何度も何度も読んだ。
その映画化とあって、公開初日に観に行ってしまった。

この物語はインドの話であり、インドと言えばヒンドゥー教である。
ヒンドゥー教では、カーストという身分制度が厳格に適用され
バラモン(僧侶)やクシャトリア(王侯貴族)は良いものの
最下級のシュードラ(奴隷)、
更にはそれ以下の身分バリアの者は生きていくのに大変な時代で
多くのものが、今でいうホームレス状態であったと思われる。

そんな時代に、
チャプラというシュードラの少年が母と一緒に住んでいた。
チャプラが主人の命令で反物を届けようとしていた時、
タッタがチャプラから反物を奪い取った事から、二人の関係が始まる。
高価な反物を奪われたことから
チャプラの母は奴隷市に売られる事となってしまったが、
奴隷市へ向うその途中でタッタの助けを借り母を助け出す。
タッタには動物の心へのり移るという特技があり、トラにのり移り
用心棒たちを追っ払い、助け出したのだ。
今度はタッタに危機がおとずれる。
彼らが住んでいたシャカ国へ隣国のコーサラ国が攻めて来て
タッタが住んでいる部落を通り抜けようとしていた。
コーサラ国は強い、大勢の兵隊を引き連れ、
タッタ達が戻った時には部落は跡形も無く、親兄弟は殺されていた。

怒ったタッタはチャプラと共にコーサラ国の総大将ブダイ将軍を
討とうとする。
タッタが馬に乗り移り、それにまたがりチャプラが追い詰める。
が、もう一息で、というところでチャプラの気持が変わり、ブダイを助ける。
助けた代償として、シュードラから這い上がろうとしたのだ。
一計は成功、チャプラはブダイ将軍の息子として、成り上がっていく。
そして、コーサラ軍の総大将としてシャカ国へ攻め入ってくるのだが、
毒矢が当り 瀕死の状態になる。
それを、タッタ、チャプラの母親が救うのだが、
その際に チャプラの身分がばれてしまい、チャプラは追放
チャプラの母は死刑を宣告されるのだが。。。
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一方、シャカ国ではマーヤ夫人からシッダルタ(ブッダ)が生を受ける。
彼は幼い時から、世の中の仕組みに疑問を感じ、
「なぜ人は死ぬのか」
「同じ人間なのになぜ身分があるのか」などの疑問を常に抱えていた。
そして身分に関わらず分け隔てなく付き合い、ミゲーラという女盗賊とも仲良くなる。
だが、それが周りからは受け入れられず、
ミゲーラは目を焼かれて盲目にされて追放されてしまい、
彼の悩みはますます深まっていく。

随分古い記憶だが、原作のイメージと違っているような気がする。
もう少し思い出しながら、加筆していこう。

2011年、111分、東映、ワーナー・ブラザース配給
声のキャスト:
吉永小百合、堺雅人、観世清和、吉岡秀隆、
折笠愛、竹内順子、玄田哲章、水樹奈々、
櫻井孝宏、観世三郎太、黒谷友香
監督:森下孝三
原作:手塚治虫
脚本:安田玲子
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by asat_abc | 2011-05-29 21:28 | 映画_新作
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