「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」

ギャグ漫画の王様、赤塚不二夫の人生を映画化
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出演者
赤塚不二夫:浅野忠信
新人編集者武田:堀北真希
赤塚の母:いしだあゆみ
赤塚の妻:木村多江
佐藤英明監督
110分
2011年制作
東映映画

赤塚不二夫の編集者をしていた武居俊樹氏の回想記をベースに、
その編集者を女性に替えて作った作品。
ハチャメチャなテーストだけに、
赤塚の相手が女性では実態がかなり押さえられてしまい、
お上品になってしまったのでは、
でもあれ以上だったらどうなっていたのだろうかなどと考えてしまった。
赤塚不二夫ファンにとっては、
おそ松くん、天才バカボン、もうれつア太郎など
懐かしい漫画が出てきてとても楽しめるのでは、と思う。
赤塚作品で面白いのは、主役より脇役の方が活躍する点。
目立った人物が登場してくるようになる。
おそ松くんでは、
シェ〜のイヤミや
いつもおでんを持ってるチビ太
天才バカボンでは、
月並みだがバカボンの父、それに直ぐ銃を撃つ警察官。
もーれつア太郎では、
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いじけ猫のニャロメや
ケムンバスなどなど、
脇役のはずの登場人物達が主役を喰って活躍する。


映画自体のストーリーは
新人編集者の武田が赤塚の担当になったばっかりに、
知恵だし会なるギャグのように飲み会に参加させられ悪戦苦闘しながらも
彼の栄枯盛衰に付き合い本当の理解者になっていき
彼の漫画の底流にある本質を見極めていく事により
観客に教えてくれる形態を取る。

赤塚作品のベースにあるのは
人のやらないことをやる、だから主人公と同じ人間を一度に6人も作ったおそ松くんのように
常に斬新なギャグを追求する点と
マンガをチームで制作するところだ。
彼の周りには人が集まる、それは人を大切にするからだ。
それは一人では出来ないことを仲間と一緒なら出来る事を知っているからだ。


前半の少年サンデーやマガジンの子供向けのトーンからすれば、
後半のレッツラゴンは明らかに大人向けになってしまい、
少年誌ではウケなくなってしまったか、斬新なマンガだった。
だだ、それと同時に品位の方も大人級になってしまい、
浅野が全裸で出ずっばりだったのは、
テイストにあわなかったが、
バカバカしい事を真面目にやるという赤塚哲学を実践するためには必要な事だったのだろうか。

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赤塚不二夫ファンの為の映画なのだ!
タリラリラ~ン
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by asat_abc | 2011-05-20 21:22 | 映画_新作
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