ネタバレバレ「最後の忠臣蔵」
この物語は、
大石内蔵助に忘れ形見の女の子を託された 瀬尾孫左衛門という男が、 女の子が嫁ぐまで育て上げ、 最後に大石のあとを追う というそれだけの物語である。 たが、情感たっぷりに仕立て上げられており、 胸に迫ってくる想いがある。 女の子との親子のような、 女の子の恋に恋する疑似恋愛のような感情のやり取り、 彼女の面倒をみてくれるもと太夫との 信頼と愛情のような感情が綯い交ぜになった淡い恋心、 そして武士としての忠義と意地とプライドが織りなす 友や元同士達との軋轢と志し。 熱い篤い厚いドラマが仕込まれている。 日本人にしかわからない武士道精神の人間ドラマである。 何かの記事で 今年度邦画ナンバーワンの呼び声がかかっている という文章を読み、絶対に見ようと思っていたが、 観て本当に良かったと思わせてくれた作品だった。 ちなみに、 瀬尾孫左衛門という人物は実在の人物で 討ち入り前夜に逐電したというのは本当のことのようだし、 大石から何か密令を受けたという説はあるようだが、 流石に、 ゲストに来てくれた 桜庭ななみが演じた、大石可音の記事は見当たらなかった。
by asat_abc
| 2010-11-10 22:07
| 映画_新作
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