「グラン・トリノ」、本気になれば何でも出来る
Cイーストウッドは
なんでこんなに良い作品を生み出せるのだろうか。 イーストウッドといえば、 ダーティ・ハリー刑事というのが昔のイメージだったが、 いつも間にやらすっかり監督(兼役者)というイメージの方が強くなった。 流石に年のせいで、 激しいアクションは無理だが、 その代わりに、 タブー無しの思い切った設定と しゃれた会話で楽しませてくれる。 グラン・トリノでの彼は妻に先立たれたウォルトという偏屈な老人。 その彼の近所はすっかりアジア人の住居で埋め尽くされる。 スーというコミュニケーション能力抜群なお隣りの女性と接するうちに ウォルトは今まで毛嫌いしていたアジアに対する偏見が消えていく。 特にスーの弟タオとの交流によって、互いに理解しあい、認め合っていく。 そして、クライマックスの事件がおきる。。。 Cクリントウッドの作品のイメージは、いつも青白い炎だ。 それは、彼のパッションが常に本物を求め、 見掛けなどおかまい無しに、本当のエッセンスを追い求めるからに他ならない。 この映画も、本物の感動が最後に訪れる、 これで感動できないなら、 どんなことにも感動できないかも、って 思わせるだけの、ラストだった。
by asat_abc
| 2009-04-11 17:41
| 映画_新作
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