「ボーダータウン」、報道されない殺人者を
前から観たいと思っていた作品。
ジェニファー・ロペスが主演。相手役にはアントニオ・バンデラス アメリカの国境沿いにあるメキシコの町、 ファレス。 この町で公表されただけで 375人の婦女暴行殺人が起きていた。 たが、闇に埋もれた犠牲者は五千人ともいわれている。 その事件を一人の女性記者が追う。 この事件、 どうして公表されないのか? 政治と企業と国家権力とが結び付き 危ない町と思われるのを回避しているのか?あるいは犯人は国家と関わりのあるものなのか? この町人には 安い女子労働力を求め 各国から工場が進出しているのだ。 政府としても 大量の婦女暴行殺人が有るなどと報道されると困ったことになるし、 そこへ進出している企業はもっと困ったことになってしまう。 そんな時、一人の少女が命かながら、 生きて戻って来た。 その少女エバとロペス演じるローレンが この事件の真実に迫っていく。 この話をこれだけでも充分だと思うのに 更にローレンの生い立ちや 彼女と昔のパートナーとの関係も盛り込んでいるものだから てんこもり味付け。 彼女の生い立ちは 確かに最後の 何故会社を棄て ここまで少女を助けこの事件を追うのか という動機付けになっていたと思う。 ロペスの全身を映したシーンでは やたら腰つきが気になった。 やぼったいのだ。 だが、そのヤボッタさも 最後には ファレスという町に妙にマッチしてきたから不思議だ。
by asat_abc
| 2009-03-12 06:53
| 映画_新作
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